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2014/05/26

濱口悟陵という人

2012/04/26

濱口悟陵という偉人を初めて知った。

和歌山県広村(現在の広川町)の出で、実業家であり政治家でもあった人。和歌山県初代県会議長、国政においては、初代「郵政大臣」(※) を務めた。

当時は駅逓頭(えきていのかみ)といった。なぜか半年足らずで辞めている。
※濱口悟陵は「郵便の父」前島密より15歳年上。


1854年(黒船来航の翌年)122416時頃、紀伊半島-四国沖を震央とする地震が起きた。後に安政南海地震と呼ばれる大地震(M8.4?、死者2,500人?)である。

広村にたまたま帰っていた濱口悟陵は、海面や井戸水の変化から津波を予測し、村民を安全な高台へと導いた。

すでに暗くなっていたため、高台につながる道に沿って、稲束(稲むら)に火をつけ、経路を示した。そのおかげで広村からは、ほとんど死者が出なかったという。

濱口はまた、震災復興において役人がなかなか動かないことから、私財を投じて防波堤を築いたのである。 

この話は、以前国語の読本に載っていたそうだ。

実はこの濱口悟陵、ヤマサ醤油(千葉県銚子市)の7代目である。

現在の社長、濱口道雄氏は12代目。
※和歌山と千葉が黒潮でつながっていることがわかる。

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志は遠大にして 心は小翼に     大きな志と細やかな心 一身一戸を斉治して         一人一人の自立で 恒産あり 恒心あり         富や平穏が生まれる 之を吾人 自治の本拠とせん     これを我々の自治の拠り所としよう (木国同友会設立宣言より)
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自分の村は自分で守る。お上が動くのを待たない。

3.11後、再び注目された濱口悟陵から、学ぶことは多い。

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