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2012/04/15

春をさがしに(11)

旅日記 4日目の続き

 水戸  ー<常磐道>→  いわきJCT  ー<磐越道>→  会津若松   

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 午後2時30分、偕楽園を後にし、水戸ICから常磐道に入る。弘道館や県立歴史館、近代美術館も見たかったが、また別の機会にしよう。

 今夜泊まる宿は、会津若松市内にある。ここから213キロ離れている。ところで今日(3月31日)は、東北道の無料化最終日。だから今日移動しないといけない。

 関本PAを過ぎ、福島県に入る。少し緊張感が増す。窓がちゃんと閉まっているか確認する。

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 柏崎市民としては、とても他人事ではない。もし、中越沖地震の際、大津波が来ていたら、惨事は先に起きていたかもしれない。

 東電の持つ原発は、ここ双葉郡と柏崎刈羽にしかない。いわば原発の姉妹都市みたいな関係。東電社員の行き来も多い。 
 
 今回の事故で、人間は原発を制御できないことが判った。原発誘致の際には、当時の為政者たちが、交付金(電源三法交付金)目当てに決めたのだろうが、こうなってみると、その判断は間違っていた。(新潟県では、巻町が最後まで原発反対を貫いた。正しい判断だったと言える。)

 実際、原発の近くに暮らしていると分かるが、常に不安な気持ちが心の隅にある。そしてこの状況は原発がある限り無くならない。半永久的に子孫へと受け継がれていく。原発が近くにあるというのは、決して消えない不安とともに暮らすということなのだ。24時間。365日。

 いわきJCT(福島第一原発から約47キロ)から磐越道に入る。

 空にはどす黒い雲、ぐんと気温が下がったようだ。「濡れてまいりたくない」氷雨が降っている。春から冬へと戻る旅。きっと新潟も寒いんだろうなあ。

 気分が滅入るとともに空腹感が襲ってくる。そういえばまだ昼飯を食べていない。メシでも食って元気出そう。

・阿武隈高原SA
 エゴマ豚カツカレー (¥900)、完食

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 エゴマとは何のことだろうか。地名? 生産者の名前か何か?

 調べてみると、漢字では「荏胡麻」と書き、「食用または油を取るために栽培され、シソによく似ている(Wikipedia)」とのこと。ゴマの一種かと思ったが、ゴマはゴマ科で、エゴマはシソ科。ゴマよりシソに近いようだ。
 エゴマは「食べると十年長生きする」と言われていて、そのエゴマを食べさせた豚がすなわちエゴマ豚。「α-リノレン酸が普通の豚の約4倍含まれ」ていて、健康にいいらしい。

 腹ごしらえをしたところで、あとはひたすら目的地、会津若松を目指すのみ。残り78キロ。

 薄暗くなってきた。まだ5時前なのに。

 道路脇の温度表示が「0℃」を示している。

    Welcome back to winter!

 冗談でなく小雪がちらつき始めた。前を行く車列のスピードが急に落ちる。急ぐ旅ではない。ぼちぼちいくか。

 

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