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2011/11/11

もっと対話を!(1/3)

「対話」を手元の国語辞典で調べると、

・向かい合って話すこと。相対して話すこと。二人の人がことばを交わすこと。会話。対談。(広辞苑)
・向かい合って話し合うこと。また、その話。「市長が住民と対話する」(デジタル大辞泉)
・向かい合って対等な立場で話をすること。また、その話。「住民が行政側と対話する」「対話劇」(明鏡国語辞典)

とあります。明鏡国語辞典には「対等な立場で」が入っています。

新和英大辞典で「対話」を引くと、(a) conversation; (a) talk; (a) discussion; communication; (a) discourse; (a) colloquy; interlocution; a dialogue; a duologueの順で9つの単語が当てられています。(最後の単語は、対話劇という意味) [dialogueがもっと前にあるかと思ってた…ちと意外]

dialog(ue)は、語源的には、dia-(through)+logue (< logein, speak)でできています(Oxford Dictionary of English、以下ODE) [di-はtwoの意味かと思ってた(^▽^;)]  

dialogue: a conversation between two or more people as a feature of a book, play, or film / a discussion between two or more people or groups (二人もしくはそれ以上の人たちまたはグループ間で行われるdiscussion), especially one directed towards exploration of a particular subject or resolution of a problem (特に、ある特定のテーマを検討したり問題を解決するために行われるdiscussion) (ODE)

このようにdialogue(対話)は、大勢で行っても全然問題ありません。[納得]

ところで、「明鏡」にあった「対等な立場で」[on an equal footing]という記述が英英辞典にもあるか調べてみました。いくつか当たってみましたが、ないみたいです。

ではなぜ「対等な立場で」が、日本語には必要なのでしょう? (続く)

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