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2006/12/19

心に残った話

CDプレーヤーが壊れてから、ラジオを聞きながら運転するようになった。NHK第一。今までいろんな話を聞いたが、その中で心に残った話を二つ。

ドイツで車を運転していた日本人ビジネスマン。交差点で軽い接触事故に遭った。車から降り、接触した車の運転手と話をしてると、男が近づいてきた。「事故を目撃しました。もしあとで証言が必要だったら、こちらまで連絡してください。」そう言うと男は名刺を残し去っていった。

日系ブラジル人歌手の少女時代の話。当時彼女の家は貧しく、食費を節約するため近くの八百屋から、古くなって売り物にならない野菜をわけてもらっていた。そのことに感づいた同級生が、彼女をいじめ始めた。泣きながら帰ってきた娘を見て母は、なぜ泣いているのか聞き出し、学級担任に連絡。翌日、授業の最初の時間をもらって直接子供たちに話をすることになった。娘もいるなか母は、「うちは家計が苦しいので、八百屋から古くなった野菜をもらっている。どうかそのことで娘をいじめないでほしい」と率直に訴えた。子供たちは静かに耳を傾け、以後彼女はいじめられなくなったという。

この二つの話は、問題が起きたとき、逃げたりごまかしたりしないで、直接行動によって解決を図る大切さを教えてくれる。そしてこの行動を支えたのは、公共心や子供を信じる力だったと思う。見て見ぬふりをしないこと。相手の気持ちを尊重しながら自分の意志をはっきり伝えること。そういう人に私はなりたい。

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